花筐公園にある中部北陸自然歩道の案内板には、この「小次郎と花筐の道」について、次のように紹介されています。
- コース概要(コース延長=8.7km)
和紙の里会館 ~ 花筐(かきょう)公園(薄墨桜) ~ 行司岳 ~ 逢坂山公園 ~ 小次郎公園 - 主な見所
花筐公園(kakyo Park)
行司岳を背にする花筐公園は、県内でも有数の桜の名所で、特に福井県の天然記念物に指定されているエドヒガン(薄墨桜)は、継体天皇が即位のために都に上られる時に形見として残されたと伝えられている素晴らしい桜です。この桜は幹周り4.0m、樹高約18m(天然記念物指定時)、樹齢400年以上といわれ、樹皮は荒々しく縦の割れ目を見せ、根元は大きなコブ状にふくれ、根周り約5.7mに達し、大きな穴が主幹の中程まで続いています。 (長距離自然歩道案内板から転記)
(画像はクリックで拡大します)
巨大な岩山に仏像が彫ってある岩清水の休憩所で、先ずは腹ごしらえです。
名前は岩清水ですが、水が湧いていそうな所はないようです。
展望台からは越前和紙の里、粟田部の街が一望できます。
奥の石段を登って薄墨桜を経て行司岳(311m)へ向かいます。
石段を登るとすぐに良く整備された山道になります。ヤマアジサイがちょうど花の時期をむかえていました。
尾根道にはあちこちにササユリが咲いていて、いい香りが漂っていました。
行司岳の下りは、上右の写真のとおり相当な急斜面です。雨の後はよした方が賢明です。
下りの途中、林道に出たので、そのまま下っている方へ進んだら逢坂山公園を通らずに粟田部の街に出てしまいました。どうやら下りでない方の道を選ぶべきだったようです。
本当は上左の画像の神社を通って、この交差点で合流するはずだったのですが・・・・。
14時59分、GPSの距離計は10.7kmを記録して、越前市(旧今立町)小次郎の里公園に到着しました。妻が迎えに来ていてくれました。
この後、3人で新しい公園内を散策しましたが、この時期は訪れる人も少なく、売店も暇そうでした。
「小次郎の里」を冠した公園は福井市一乗谷にもあります。